岩田氏は高知の田村満氏の工房で製作していましたが、自身の名を付した作品は年に数本という厳しい製作態度でした。一般の知名度も高いとは言えなかったのですが、死後その作品の希少性と優秀さ故に評価が高まってきました。このギターは為書きがあるとはいえ、さすが名工の作品、材質の経年変化と相まって、音量・音質ともに立派なものです。トップはスプルース、サイド・バックはローズウッドで、ネックに反りはなくペグも正常です。トップにやや目立つ打痕が2つ、小さな打痕と擦過傷が1つずつあります。そのほかはきれいな部類に入ると思います。弦長は650ミリ、弦高は1弦3．5ミリ・6弦4ミリです。付属のタカベケースは古いものですが比較的きれいです。手渡しが希望ですが、郵送の場合は送料はこちらが負担しますが、でお願いします。